「私も!」は me too だけじゃない

日本語で会話をしていると、「私も」という言葉は、何も考えずに普通によく使う言葉なのですが、英語にはいろいろな言い方があります。
また、日本語では「私も」と言う場面でも、英語では「me too」 が使えない時もあったりしますので、me too の元々の意味を理解して使っていきましょう。

me too の基本

「me too」は、「私も」という意味になり、よく英会話でも使われていますね。

T: I like learning English.
 英語を習うのが好きなの。

M: Me, too. 私も。

T: I am going to take the TOEIC test next month.
 来月トイック受けるの!

S: Oh, me, too. えっ、私もよ!

T: I have two dogs.
 犬2匹飼っているの。

C: Me, too. 私もです。

これらは、一般的によく使う「私も」の「me too」ですよね。

それでは、「me too」の元々の形はというと、

T: I like learning English. に対して、

M: I like learning English, too. になるのですが、

I like learning English が重複するので、Me, too と省略されます。

T: I am going to take the TOEIC test next month. に対して

S: I am going to take the TOEIC test next month, too.

これも同じことを繰り返して言うよりも、省略して Me, too. になります。

you tooも同じ

会話の中で、「me too」もそうですが、「you too」という言葉もよくでてきます。

T: Have a nice weekend. (良い週末を!)

E: Thank you. You, too. (ありがと~あなたもね)

T: You did a good job. (よくやったね!)

M: You, too. (あなたもよ!)

このように、you too 「あなたも」と使いますが、これも省略してある形です。

本当は、「You have a nice weekend, too.」が 「You, too.」に省略されたり、

「You did a good job, too.」が、「You, too.」になっているのを覚えておきましょう!

「私も」だけどme too だとおかしい

I love you. という英語を言ったことはないけど、聞いた事、見た事はあるというかたは多いでしょう!

「I love you~」と言われた時に、ついつい「Me, too~」(私もよ~)と言ってしまいそうですが、

実は、おかしな返事になってしまっているのです。

「私はあなたを愛してるよ」に対して、「私もよ」というと、「私も私を愛してるよ」という意味になってきます。

自己愛が強い方なのかもしれないですが、やっぱりおかしいですね。

Me tooは、何の省略か考えて見え下さい!

I love you. に対して

I love you, too. になるので、

I love you. と言われたら、I love you, too. と答えるようにしましょう。

ネイティブの方は、「Love you, too」と I を省いて言ってる方も多いですね。

他にも、

「I will miss you.」 さみしくなるわ。 対しても、

「I will miss you, too. 」 私もよ。と答えるようにしましょう。

間違って、「Me, too.」 と言わないようにしましょうね。

いろいろな「私も」

「私も」と言えば、me too がすぐに出てきますが、シチュエーションや文によっては違う言い方ができます。

So ~ I のパターン

1、T: I love Sushi. (お寿司が大好きです)に対して

  S: So do I. (私も!)と答えられます。

  T: I have homework today. (今日宿題あるの~)

  M: So do I. (私もなの~)

2、T: I am from Kyoto. (私、京都出身なの)

  K: So am I. (私もだよ)

  T: I am 25 years old.  (25才です)

  R: So am I. (私もです)

3、T: I ate Gyoza last night. (昨日の夜、餃子食べたの)

  E: So did I. (私も!)

4、T: I have been to Hawaii. (私ね、ハワイに行ったことがあるんだよ)

  C: So have I. (私もあるよ~)

どうですか?なんとなくパターンがわかってきましたか?

So ~ I の間の動詞は、質問によって変わってきます。
(be動詞の時はbe動詞になり、一般動詞の時は一般動詞、また過去形の時は過去形と)

Same here

この「Same here」は、「me too」と同じように使えます。

T: I am so hungry. (お腹すいた)

c: Same here. (私も)

T: I’d like to have a cheeseburger. (チーズバーガー下さい)

Y: Same here. (私もお願いします。)

この Same here. は意外と使いやすいので、me too. の代わりに使ってみましょう!

否定文への時は「me neither」

英会話初心者の方は「私も!」はいつでも「me too.」を使ってる方が多いですが、

肯定文の時は「me too」、否定文では「me neither」になります。

I don’t like Natto. (納豆嫌いなの)に対して、

Me, too. 私も~と答えている方も多いですが、

実際は、「Me neither.」 と言います。

T: I’m not busy tomorrow. (明日は忙しくないの)

E: Me, neither. (私も!)

T: I don’t know her. (彼女の事知らないです)

M: Me, neither. (私もです)


先ほどやった、「Same here」は、肯定文でも、否定文でも使えるので便利です。

T: I am thirsty. (喉が渇いた)

I: Same here. or Me, too.

T: I am not hungry. (お腹すいてない)

N: Same here. or Me neither.

やっぱり Same here. は便利ですね!

me too から me three・・me four ・・

アメリカンドラマや映画などを観ていると、
誰かが「Me too」といった時に、他の方が「Me three!」「Me four!」「Me five!」と数字を増やして言ったりしているシーンがあります。
これは、Me too (私も)を「Me two」に変えて、続いて Me three (私も)Me four (私も)とふざけて言っているだけで、文法的には正しくないですが、面白いですね。

T: I want coffee. (コーヒー飲みたい)

R: Me, too.(two) 私も。

C: Me, three. 私も!

E: Me, four. 私も!

Y: Me, five. 私も!

使ってみればちょっと面白いので、使う機会があればぜひ使ってみてくださいね。

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